移住したくなったら

LEDで描く白雪姫、王子様 冬恒例のイルミネーション 佐久市

LEDで描く白雪姫、王子様 冬恒例のイルミネーション 佐久市

 真空ポンプなどを手がける樫山工業(佐久市)は16日、佐久市根々井の国道141号沿いの本社工場で冬恒例のイルミネーションを始めた。25万個の発光ダイオード(LED)を使用。午後5時40分ごろに点灯されると白雪姫や王子様、教会などが浮かび上がり、集まった100人ほどの市民から歓声が上がった。

 イルミネーションは2005年に始まり、毎年市内外から見物客が訪れる。白雪姫と王子様の背後の幅20メートル、高さ数メートルのスペースには今季初めて登場した教会のほか、城などがあり、多くの人がカメラを向けた。制作には昨年に続き市内の佐久大の学生や高校生たちも参加し、小人やその家をつくった。

 LEDの確認を手伝った岩村田高校(佐久市)2年の佐藤壱樹(いつき)さん(17)は「自分の家の近くにこんなに大きなイルミネーションがあることはうれしい」と笑顔を見せた。来年2月末まで、午後4時半~午前0時に点灯する。(2023年11月16日配信)