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佐久平駅 コスモスで秋色に 高校生が飾り付け

佐久平駅 コスモスで秋色に 高校生が飾り付け

 佐久市の佐久平総合技術高校生物サービス科植物活用コースの生徒13人と市観光協会などが3日、市花のコスモスを植えたプランター約40個を同市のJR佐久平駅の通路に飾り付けた。生徒たちが育てたコスモスは鮮やかなピンクや白の花を咲かせており、秋の行楽シーズンで佐久を訪れる観光客らを出迎える。

 生徒たちはプランターを通路の両側に並べると、見栄えなど花の状態を確認。駅の利用者の中には足を止めて、早速、写真を撮る人の姿もあった。3年の鈴木沙奈さん(17)は「自分たちで育てたコスモスの花を見て、喜んでほしい」と期待していた。

 同駅へのプランターの設置は、コスモスが見頃を迎える時季に合わせて毎年行っている。コスモスの栽培は例年、同校が担当。今年は同コースの生徒が6月に種をまき、育ててきた。9月いっぱいは楽しめるという。(2024年9月3日配信)