移住したくなったら

千曲市「姨捨の棚田」照らす「ペットボタル」 小学生作る

千曲市「姨捨の棚田」照らす「ペットボタル」 小学生作る

 千曲市埴生小学校の4、5年生約200人が、同市八幡の国名勝「姨捨の棚田」をライトアップするペットボトル状の照明「ペットボタル」を作った。ライトアップは市民有志でつくる「信州さらしな田毎の月プロジェクト実行委員会」が企画し6年目。児童たちは地元埴生中学校の生徒に教わりながら組み立てた。

 ペットボタルは太陽光パネルで蓄電し、暗くなるとホタルの光のように自動点灯する。昨年までに作った分も合わせて、今季は約5千個を今月17日から来年3月14日まで点灯させる。

 児童たちはメッセージを書いたシートやLEDライトを容器に入れて組み立てた。5年の北原和奏さん(11)は「とてもきれいにできた。棚田に見に行きたい」。実行委の金井実副会長(78)は「市全体に取り組みを広げ、棚田の観光資源にしたい」と話している。(2024年11月8日配信)