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1日816グラム=長野県民1人が出すごみ 6年連続全国最少

1日816グラム=長野県民1人が出すごみ 6年連続全国最少

 長野県は20日、環境省の調査で、2019年度に県民1人が1日に出したごみ(一般廃棄物)の量が6年連続で全国最少だったと発表した。19年10月の台風19号災害や新型コロナウイルスの影響で、県民1人が1日に出すごみの量は前年度比5グラム増の816グラムで8年ぶりに増えたが、それでも全国最少を維持した。

 県資源循環推進課は、台風19号や新型コロナの影響で排出されるごみが増えたとし「来年は新型コロナの影響でさらに増える。外食を控える人が増える中、家庭でも食品ロスを出さないよう呼び掛けていきたい」としている。

 全国平均は918グラムで、長野県に次いで少ない方から2位は京都府(836グラム)、3位は滋賀県(837グラム)だった。長野県は25年度までに790グラムに減らす目標を掲げている。(2021年4月21日、信濃毎日新聞)