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夏の高校野球長野大会、有観客で 県高野連

夏の高校野球長野大会、有観客で 県高野連

 県高野連は28日、第103回全国高校野球選手権長野大会の運営委員会を松本市内で開き、新型コロナウイルス感染対策を施した上で開会式を実施するほか、試合は有観客で行うことを決めた。

 7月3日に松本市野球場で行う開会式には77チームの登録選手に加え、ベンチ入りできなかった3年生も参加可能とした。入場行進も行うが、主将だけがグラウンドに残り、行進を終えた選手は観客席から式典を見守る。開会式は無観客で実施し、開幕戦も行わない。

 松本市野球場を主会場に、4回戦までは長野オリンピックスタジアム、上田県営、しんきん諏訪湖でも試合を実施。同23日に松本市野球場で決勝が行われ、甲子園に出場する県代表校が決まる。

 組み合わせ抽選会は6月19日、県総合教育センター(塩尻市)で開催。従来は同地区同士が3回戦まで対戦しない方式だったが、移動による感染リスクを軽減するため、2回戦で対戦することもある。新型コロナを理由とした選手登録変更の可否については、日本高野連と協議中とした。(2021年5月29日、信濃毎日新聞)

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1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。