
2025.09.19
「地域に愛され」開業110年 安曇野市のJR8駅 豊科駅でイベント

安曇野市内にあるJR8駅の開業110周年を祝うイベントが26日、豊科駅周辺で開かれた。飲食ブースが並んだ会場は親子連れや鉄道好きでにぎわい、高校生が舞台パフォーマンスなどで盛り上げた。
8駅は梓橋、一日市場、中萱、豊科、柏矢町、穂高、有明、安曇追分。会場では、豊科高校書道部によるパフォーマンスや、電車の運転を疑似体験するゲームで得点を競う大会が行われた。駅長の制服姿で記念撮影するコーナーでは、子どもたちがうれしそうな表情でポーズを取っていた。
長野―南小谷間を走る観光列車「リゾートビューふるさと」はこの日、いつもの穂高駅に代わり、イベント会場の豊科駅に停車。同校吹奏楽部が演奏で歓迎した。
イベントは市地域公共交通協議会(事務局・安曇野市)とJR東日本長野支社(長野市)が共催。同支社松本統括センターの丸山信人さん(49)は、110周年を「地域に愛されてきた長い歴史」と受け止め、「これからも地域と一緒に街を盛り上げていきたい」と話していた。(2025年7月26日配信)