
2025.10.31
諏訪湖畔のごみを拾って環境を考える 岡谷市で「まつり」
諏訪湖の環境美化をテーマにした催し「諏訪湖天竜龍神まつり」が11日、岡谷市の諏訪湖ハイツであった。諏訪地域の有志らでつくる実行委員会が開き、2回目。親子連れなど大勢が湖畔のごみを拾ったり、講演を聞いたりして、諏訪湖の環境や浄化について考えた。
午前8時からのごみ拾いには約50人が参加。小雨の中、たばこの吸い殻や菓子の包み紙などあちこちに落ちているごみをトングで丁寧に拾い集めた。下諏訪町下諏訪南小学校1年の名取由璃花さん(7)は家族と参加。湖畔の公園で遊ぶなど諏訪湖に親しんでいるといい「きれいな湖になってほしい」と願っていた。
凍った諏訪湖の湖面が割れてせり上がる「御神渡(おみわた)り」の観察を担う八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司と、元環境省事務次官の中井徳太郎さんが温暖化などについて話す講演や太鼓演奏、子どもたちの仮装大会などもあり、大勢でにぎわった。(2025年10月12日配信)

