
2025.11.11
イガ1つに7個の栗収穫 「初めて見た」 農家もびっくり 小布施町
小布施町飯田の農業持田慶司さん(76)、さと子さん(72)夫妻の栗畑で、一つのイガの中に7個の実が詰まった栗が見つかった。栗を栽培して15年ほどの2人によると、通常は3個。「『七つ子』は初めて見た」と驚いている。
9月下旬、収穫を手伝いに来た友人が畑に落ちているのを発見。物珍しさから慶司さんがそのまま持ち帰った。さと子さんは「こんなに入っているなんてすごい」と話す。
ながの農協須高営農経済センター(須坂市)の担当者も、これだけ実が詰まった栗は珍しいとする。センターによると、今年の町内の栗は小粒傾向だがイガの量が多く、虫食いなどの被害が少ないため豊作という。慶司さんも、今年は「今までにない大豊作」とし「暑くて雨も少なかったのに、こんなに実を付けるなんて」と声を弾ませた。(2025年10月7日配信)

