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サウナ後は熱波師のトマトシャーベットを 南箕輪村「大芝の湯」

サウナ後は熱波師のトマトシャーベットを 南箕輪村「大芝の湯」

 南箕輪村開発公社は4日、駒ケ根市上穂北のトマト農家下平明美さん(45)が育てたトマトを使ったシャーベットを村内の温泉施設「大芝の湯」で発売する。下平さんはタオルを使ってサウナ客に熱風を送る「熱波師」としても同施設などで活躍中。公社は「熱波の後に食べてクールダウンを」とPRしている。

 下平さんは市内のハウス6棟でトマトを育てている。サウナ好きで熱波を体験したいと思っていたところ、同施設で熱波師教室のポスターを見かけて応募し、昨年冬からは週1回、同施設で熱波師として活躍している。

 シャーベットは、下平さんがトマトを同施設の売店でも販売していることから、サウナの熱波との相乗効果を狙って公社が企画。果肉を多く配合し、トマト本来の味が感じられる仕上がりにした。

 下平さんは「トマト本来の色でかわいい。熱波はたくさん汗をかいてすっきりするので女性にも体験してほしい」。公社の原賢三郎社長(46)は「農家と熱波師の両輪で頑張っている」と下平さんに感謝した。

 税込み350円で100個限定。同施設では毎週水曜を中心に熱波が体験できる。(2024年9月4日配信)