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ヘビのように地をはって…飛躍を誓い 高校生が書道パフォーマンス 松本市

ヘビのように地をはって…飛躍を誓い 高校生が書道パフォーマンス 松本市

 松本市の松本蟻ケ崎高校書道部(第26回信毎選賞)は12月29日、同校で今年の活動を締めくくる書き納めをした。集まった部員17人が来年の干支(えと)の「巳(み)」にちなみ、ヘビの形に切った大きな紙に飛躍を誓うメッセージを書き込んだ。

 ヘビの怖い印象を抑えるため、しっぽの先で新年のたこ揚げを表現し、かわいらしく仕上げた。今夏の「書道パフォーマンス甲子園」は昨年と同じ3位。パフォーマンス部長で2年の古海璃子さん(17)は「来年はヘビのように地をはい、力強く優勝を勝ち取りたい」と抱負を語った。

 顧問の橋渡みのり教諭(26)は「年間80件近く行うパフォーマンスをこなすだけでも大変になりがち。来年はみんなで考え、作品に向き合う1年にしたい」。部員たちは1月2日、松本城でのパフォーマンスで活動を再開する。(2024年12月30日配信)