移住したくなったら

ウエディング衣装は古着 結婚式挙げていないカップルらに 記念撮影の催し

ウエディング衣装は古着 結婚式挙げていないカップルらに 記念撮影の催し

 長野市ゆかりの若手ウエディングプランナーらが、古着のウエディング衣装で記念写真を撮ってもらう催しを企画した。新型コロナウイルス下で結婚式を挙げていないカップルら向けに6月に開始。3回目の開催となった30日も大学生カップルら30人が同市の古着店前の空き地に集まり、写真に納まった。

 フリーのウエディングプランナーのタケウチミサト(本名・竹内美里)さん(23)=岐阜県各務原市=が、長野大(上田市)在学時に通っていた長野市権堂町の古着店が「普段着に比べてドレスが売れない」と悩んでいるのを見て発案。この古着店が扱うドレスやスーツ計約30着から選んでもらい、市内のウェブ制作会社が協力してフィルムカメラで撮影する。1人3千円。

 この日、白いドレスを着て友人と撮影を楽しんだ県立大(長野市)1年の北村萌々香(ももか)さん(18)は「写真館だとかしこまりすぎる。ちょっとした特別感が味わえた」。

 「デートに行く感覚でラフに撮影を楽しんで」とタケウチさん。次回は来年1月の予定で、情報はタケウチさんのインスタグラムのアカウント(@feel_wedding)で発信する。(2021年10月31日掲載)

この記事を書いた人
1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。