2022.05.10
ミニ回向柱 東京・銀座に登場 善光寺と同じ杉材使う
善光寺(長野市)の御開帳開幕を前に、東京・銀座の県情報発信拠点「銀座NAGANO」に28日、「ミニ回向(えこう)柱」が登場した。善光寺本堂前に立てる実物を切り出した際に余った杉材を使い、20センチ角で高さ2・5メートル。買い物客が一足先に触れたり、なでたりして関心を寄せていた。閉幕の6月29日まで飾る。
横浜市の会社員女性(44)は、ミニ回向柱の正面に書かれた「善光寺回向柱寄進建立記念」の文字に引かれて立ち止まった。新型コロナウイルス感染拡大前はよく母と善光寺を参拝していたといい、職員に勧められて柱の感触を確かめると、「また行きたい」とコロナの収束を願った。(2022年3月29日掲載)