そっくり！　ウォンバットが最終チェック　動物園発売のぬいぐるみ　長野

　長野市茶臼山動物園は１日、雄のウォンバット「ウォレス」のぬいぐるみを園内の売店で発売する。３１日は飼育員がぬいぐるみをウォレスに見せて「最終チェック」した。

　飼育員の山岸亜矢さん（３５）が業者と３年がかりで制作。全長３０センチ、高さ２５センチの大きさでずんぐりとした体つきや毛並みの光沢、内股気味の脚を細かく再現した。会員制交流サイト（ＳＮＳ）で発売予定を発信したところ問い合わせが相次いでいるという。

　この日、ウォレスはおりの中に置いたぬいぐるみを鼻先でコツンと突いた。山岸さんは「『そっくり』だそうです」と満足げ。(2022年４月１日掲載)