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京都のアパレルブランド、白馬村マンホールのデザインをTシャツにしたわけ

京都のアパレルブランド、白馬村マンホールのデザインをTシャツにしたわけ

 京都市のアパレルブランド「JAPANUNDERGROUND(ジャパンアンダーグラウンド)」が、白馬村のマンホールのふたのデザインをあしらったTシャツを商品化した。北アルプス白馬三山と村花のカタクリなどが描かれている。16日は、企画したブランド共同代表の足立拓海さん(25)が村を訪れ、報道関係者にPRした。

 ブランドは昨年7月に設立した。足立さんらは地域の名所や名産品を題材にしたマンホールのふたに着目。地域を象徴するデザインとなっている全国各地のマンホールを調べ、自治体の了解を得てTシャツなどのデザインに活用している。これまで30種類以上のふたのデザインを使って衣類を商品化しているという。

 同村のマンホールのふたを基にしたTシャツは、ふたと同じく白馬三山などを描いたほか、ふたをコンパスに見立て、東西南北の方角を示すNやSといった記号を加えるなどアレンジした。

 足立さんは、同村のマンホールのふたについて「山の存在感があり、目を引く色合い」と評価。地域の人にも手に取ってもらい「山々の美しさを再認識して地元を誇りに感じるきっかけになればいい」と話した。

 Tシャツは同ブランドのホームページで販売している。白と黒の2種類で、ともに4100円(税込み)。(2022年8月17日)