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松本市の「りんご音楽祭」 例年の規模に戻る 過去最多265組出演

松本市の「りんご音楽祭」 例年の規模に戻る 過去最多265組出演

 松本市のアルプス公園で9月23日、野外音楽フェスティバル「りんご音楽祭」が3日間の日程で始まった。2020年と21年は新型コロナ対策で入場者やステージの数を縮小したが、今年は例年通りの規模で過去最多の265組が出演する。初日は雨の中、観客たちが体を揺らしたり手を振ったりして盛り上がった。
 会場では「りんご」「そば」などと名付けられた六つのステージからラップ、ヒップホップなど多彩なジャンルの歌声が響いた。友人と初めて訪れた会社員福村仁美さん(36)=東京都=は「コロナでフェス参加は久しぶり。自然の中にステージがあるのはいい」と喜んでいた。
 音楽祭は14年目。実行委員長の古川陽介さん(39)は「にぎわっている様子を見て、りんご音楽祭が戻って来たと感じた。多くの観客に楽しんでもらいたい」と話している。24、25日は当日券がある。(2022年9月24日配信)