移住したくなったら

「コロナ前の状況に」 5月の「いいやま菜の花まつり」 にぎわいを期待

「コロナ前の状況に」 5月の「いいやま菜の花まつり」 にぎわいを期待

 飯山市の恒例行事「いいやま菜の花まつり」(実行委主催)が5月3~5日、同市瑞穂の菜の花公園で開かれる。新型コロナ感染症の拡大で中止や縮小が続いていたが、今回は観光交流都市協定を結んでいる富山県魚津市と石川県七尾市のブースが初登場、飲食店などの出店が復活する。

 初参加の魚津市と七尾市は3、4日に出展予定で、特産品をそれぞれ販売する。地元飲食店などの「菜の花商店街」は3日間開催。初日には地元東小学校の児童による鼓笛隊のパレードもある。実行委事務局の担当者は「コロナ前の状況に近づけたい」とにぎわいを期待している。

 会場の菜の花は、住民有志の団体が公園や周辺の畑など一帯約11ヘクタールで管理や育成を担っている。実行委によると、今年は雪が少なく3月に暖かかったことなどから成長が2週間ほど早く、既にちらほら咲き出し、黄色く染まった一角も。4月16日ごろから見頃が始まりそうといい、花の成長を抑制して、まつりまで見頃が続くよう調整する予定という。(2023年4月6日配信)