ビーナスライン、「きれいになったよ」　夏を前に小学生ら清掃

　白樺湖や車山、霧ケ峰などの観光地に至る県道ビーナスラインで６日、夏の観光シーズン本格化を前にした清掃活動があった。茅野市や立科町の観光団体などでつくる「信州ビーナスライン輝く道づくり実行委員会」が実施し７年目。沿道にある同市北山小学校の児童たちも青空の下での草むしりに精を出した。

　ＪＲ茅野駅前から白樺湖や女神湖周辺、車山高原一帯までの両市町のビーナスライン沿線約５５キロで実施。５４０人ほどが道端の雑草を刈るなどした。北山小近くでは、２、３年生が沿道などに植えた花の周りの雑草を６年生２１人が取っていった。

　家でも草取りの手伝いをするという伊藤佳生(よしき)君（１２）は「草ぼうぼうの所がきれいになって良かった」。滝沢祐星君（１１）は「（草がなくなって）気持ちいい」と笑顔を見せた。菊地航大君（１１）は「訪れた人にきれいだなと思ってもらい、観光を楽しんでほしい」と話していた。(2023年７月６日配信)