
2026.04.10
青木村が生んだ「鉄道王」を調べて作文に 長野県150周年記念でコンクール
長野県、小県郡青木村、一般社団法人東急グループ慶太塾などでつくる実行委員会は17日、長野県誕生150周年を記念した「五島慶太」中学生作文コンクールを開催すると発表した。次の時代を担う若い人たちが、東急グループ創始者で青木村出身の五島慶太(1882~1959年)の生涯をたどり、未来を志向する機会につなげたいと企画。5月ごろに概要を発表し、12月に表彰する予定。
「鉄道王」と呼ばれた五島慶太は多様な事業運営の他、大学経営にも携わり教育者・文化人としても知られる。実行委は、150周年を迎える長野県の歴史や文化を再発見する契機と位置付けている。
県内の中学生が五島慶太の生涯を調べ、そこから感じたことをまとめた作文を募る。作品募集は7~8月、優秀作品公表は11月を計画している。推薦図書には、青木村が顕彰事業として昨年発刊した「慶太伝 立志編」を挙げる。
実行委は昨年12月17日に15人で発足し、実行委会長は阿部守一知事が務める。顧問に松下正樹・県経営者協会会長(八十二長野銀行頭取)、野本弘文・東急グループ慶太塾代表理事(東急会長)が就任。コンクールは信濃毎日新聞社が共催する。
実行委副会長の北村政夫・青木村長は「慶太は長野県の発展を気にかけていたが、今は長野県出身だと知らない人もいる。調べることで自分の未来も重ね合わせることを期待している」と話した。(2026年2月18日配信)

