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10月に「ピクニックウエディング」 赤穂高校生が企画中

10月に「ピクニックウエディング」 赤穂高校生が企画中

 駒ケ根市の赤穂高校商業科3年生女子15人が16日、飯島町の千人塚公園で10月10日に野外結婚式「ピクニックウエディング」を開くと発表し、挙式を希望するカップル1組の募集を始めた。新型コロナウイルスの感染防止策が十分にできる野外結婚式とし、湖やキャンプ場を使った演出を提案する。

 同科3年生が取り組む課題研究の一つで、地域の婚礼業者でつくる「駒ケ根高原『幸せの森』ブライダル協会」の提案もあり、初めて企画。生徒は週2回の授業で結婚式について学びつつ、「カヌーで新郎新婦が登場する」「高校生が造った窯でピザを焼く」「湖面に映る夕日やイルミネーションで飾った木と写真を撮る」などとアイデアを出し合っている。

 募集対象はアウトドア好きのカップル。県内在住者に限るが、未婚、既婚は不問。キャンプ場に大きなテントを張り、最大60人程度の参列者を想定している。費用は無料。

 富山奈央さん(17)=伊那市=は「今だからこその結婚式で、心の底から幸せになってほしい。湖に落ちても笑えるようなカップルとわいわい楽しみたい」と話している。(2021年6月17日、信濃毎日新聞)

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1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。