移住したくなったら

長野県16年連続1位 「移住したい都道府県」ランキング

長野県16年連続1位 「移住したい都道府県」ランキング

 長野県は4日、宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」による2022年版「移住したい都道府県」ランキングで長野県が1位になったと発表した。1位は06年から16年連続で、阿部守一知事は同日の記者会見で「市町村や民間事業者と連携した取り組みの成果の一つだと思う。着実に移住者が増えるように取り組んでいきたい」と述べた。

 ランキングは同誌の愛読者はがきやインターネットによる回答から集計した。県信州暮らし推進課は1位の理由について、県内は大都市圏からの交通アクセスが良く、自然環境も評価されている―と推測。「新型コロナウイルスの感染拡大で地方移住の関心が高まっている追い風を生かしたい」としている。

 県は昨年3月に移住関係情報発信サイト「SuuHaa(スーハー)」を設けて県内の魅力を発信。同10月には東京・銀座の県情報発信拠点「銀座NAGANO」に移住や就職相談のフロアをオープンし、情報提供を強化している。(2022年1月5日掲載)

この記事を書いた人
1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。