2022.04.13
ミツバツツジ、桜と競演 南木曽町の天白公園
南木曽町読書の天白公園で9日、「なぎそミツバツツジ祭り」が始まった。6種類、約400株の群落があり、町観光協会によると16、17日に見頃を迎える見通し。9日は薄紫色のミツバツツジが花を咲かせ、家族連れらが満開の桜との競演を楽しんだ。
祭りは、出店業者や町内の住民団体などでつくる実行委員会が17日まで開催。新型コロナ感染防止で2020年と21年は中止したが、出店業者を減らすなど規模を縮小して3年ぶりに開催した。
開花時期は種類によって異なり、9日に咲いていた花は全体の3割ほどだったが、来園した人たちは熱心に写真を撮ったり、花の間を縫うように散策したりした。富山市の会社役員沢田勍市(けいいち)さん(81)は「ツツジの見頃はもう少し先だと思うが、桜とのコントラストが素晴らしく、きれいですね」と見入っていた。(2022年4月10日掲載)
この記事を書いた人
1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。