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眺望自慢の展望テラス 佐久・荒船パノラマキャンプフィールド

眺望自慢の展望テラス 佐久・荒船パノラマキャンプフィールド

 今月から旧称の「内山牧場キャンプ場」から改称した佐久市内山の「荒船パノラマキャンプフィールド」が23日、今季のオープンを迎える。荒船山など群馬県境の広々とした景色を望む立地で、新たな名前通りの魅力をより堪能してもらおうと、市は一帯を見渡す高台に新たに「展望テラス」を整備した。

 荒船パノラマキャンプフィールドは、妙義荒船佐久高原国定公園内の標高約1200メートルにある。展望テラスは高台の斜面に張り出す形で設け、テントが並ぶ景色と一緒に荒船山などの眺めを楽しめる。山々の他、テラスから見える花々や周辺の観光スポットなどを紹介する看板も設けた。事業費は1650万円。

 新型コロナ下で「密」にならないアウトドアの強みも背景に利用者は近年は増加傾向といい、「魅力をより感じてもらい、リピーター増にもつながってほしい」と市の佐々木和弘観光課長(57)。一帯も間もなく、芽吹きの季節を迎える。(2022年4月19日掲載)