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上田・鹿教湯温泉 「こたつバル」 県宝「文殊堂」そばに

上田・鹿教湯温泉 「こたつバル」 県宝「文殊堂」そばに

 上田市の鹿教湯温泉観光協会は、同温泉にある県宝「文殊堂」のそばにテントを張って、その中でこたつに入って飲食できる「こたつバル」を初めて開いている。雪景色の中、冷えた体を温めながら酒やつまみを楽しめる。2月26日までの木―土曜、有料で利用できる。

 グランピング(豪華なキャンプ)に使われる高さ約2メートル、直径3メートル余のドーム型テントを三つ設置し、照明を備えた。料金は飲食代含め、1人税込み1500円。近くの居酒屋「わんだーれ」で申し込み、酒やソフトドリンク、おでん、焼き鳥などを受け取る。利用は1回90分。

 同観光協会の斎藤貴裕事業推進部長(50)によると、新型コロナウイルス感染拡大で屋内イベントの開催が難しいため、風通しの良い場所で安らげる空間をつくろう―と企画。31日まで開催中の「氷灯ろう夢祈願」と合わせ、冬の温泉街を盛り上げる。斎藤さんは「自然の中でひと息ついて、静かなひとときを楽しんでほしい」と話した。

 4人まで同時に入ることができ、午後4時半からと6時からの2回。わんだーれに現地(午後4時~)か電話(電話0268・71・6543)で予約する。(2022年1月27日掲載)