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話題の巨像が手のひらサイズに 「モーモー萬次郎」

話題の巨像が手のひらサイズに 「モーモー萬次郎」

 長野市豊野町大倉の食堂「三萬(みつまん)亭」前に設置され、インターネットでも話題の巨大な牛の像「モーモー萬次郎」がキーホルダーとなり、16日に販売が始まった。作ったのは店主の三ツ井万吉さん(74)で、売り上げの一部は2019年10月の台風19号災害で被災した同市長沼地区に寄付する予定。

 モーモー萬次郎は高さ約2・5メートル、幅約2メートル、奥行き約5メートル。三ツ井さんが昨年8月に設置し、地域の交通安全や新型コロナウイルス感染収束を願う横断幕も掲げる。キーホルダーは地域の人にもっと親しんでもらい、復興の弾みにもしたい―と思い立った。

 この日、長沼地区の寺で祈念法要を開いた。三ツ井さんは「大変な思いをしている被災地の人たちのために、少しでも役立てたい」と話している。三萬亭で1個600円で販売している。(2021年4月16日、信濃毎日新聞)

元になったモーモー萬次郎の巨像