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日本最小ハッチョウトンボ 体長わずか2センチ 伊那市の「楽園」で飛び交う

日本最小ハッチョウトンボ 体長わずか2センチ 伊那市の「楽園」で飛び交う

 体長約2センチで日本最小とされるハッチョウトンボが今年も、伊那市新山地区の湿地「トンボの楽園」で飛び交っている。雨だった15日は、草に止まって羽を休める姿を見ることができた。

 草刈りなどで生息環境を整備している「新山トンボの楽園を育てる会」によると、5月中旬に羽化を開始。7月初旬をピークに8月末ごろまで観察できそう。一帯はトンボ約40種類がおり、晩秋まで楽しめる。北原幸人会長(71)は「豊かな自然環境の大切さにも思いをはせてほしい」と話している。(2022年6月16日配信)