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「こくがある」夏キノコ 入荷ピークに 長野市「道の駅信州新町」

「こくがある」夏キノコ 入荷ピークに 長野市「道の駅信州新町」

 長野市信州新町の「道の駅信州新町」で夏キノコの入荷がピークを迎えている。鮮やかなオレンジ色のタマゴタケや大きな丸いかさが目を引くアカヤマドリなどがあり、「何これ」「食べられるの」などと買い物客は足を止めて興味津々。担当者は「夏キノコはコクがあっておいしい」とPRしている。

 道の駅信州新町の運営会社取締役で広報担当の小林久一さん(74)によると、例年は梅雨が明けた7月中旬からキノコが出始めるが、今年は梅雨が短く雨が少なかったためか、少し遅い同月下旬に入荷が始まった。味は例年通りにおいしいという。

 3日には4種類計約50パックが入荷。小布施町から訪れた女性(60)はタマゴタケを手に「こんなの見たことがない。絵に描いたようなキノコで、きれいだけど食べるのに勇気がいるね」。小林さんが「天ぷらやバター焼きがおいしい」と勧めると、「試してみよう」と1パックを購入した。

 道の駅では、キノコ採り歴70年ほどの生産者らがキノコの種類を鑑定しているといい、小林さんは「安心して食べてほしい」と話している。(2022年8月4日配信)