2022.11.17
アサマヤマルシェに2000人 小諸市で盛況
農業や自然、地域をテーマにしたマルシェ「ASAMAYA MARCHE(アサマヤマルシェ)」が16日、長野県小諸市の小諸駅近くの公園「停車場ガーデン」などで開かれた。2回目の今回は、今年5月のおよそ3倍の約70店が県内外から出店。会場も1カ所から5カ所に増やし、2千人以上が訪れた。
小諸市に移住し、市から「農ライフアンバサダー」を委嘱された武藤千春さん(27)が中心になり企画。今回は、市内で活動する団体や市民有志らが加わって実行委員会をつくり、盛り上げた。
市内のNPO法人小諸・高峰森の会は耕作放棄地で栽培したそば粉を販売し、そば打ち体験も実施。理事長の伊藤一さん(72)は「地域の人と触れ合え、おいしいと言ってもらえてうれしい」。市内の宮島鮎美さん(34)は「前回よりお店も増えて楽しい」と話した。
実行委員長の武藤さんは「(取り組みが)ちょっとずつ広まってきていると感じる」と手応えを口にした。(2022年10月17日配信)