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須坂市のブドウを東京駅で収穫! 新幹線で輸送し販売

須坂市のブドウを東京駅で収穫! 新幹線で輸送し販売

 県長野地域振興局とJR東日本は13日、同局管内の旬の果物を北陸新幹線で東京に運び、JR東京駅で販売する「新幹線マルシェ」を開いた。2019年に始まり、4年目。今回は須坂市産のシャインマスカットで、購入する人がブドウ狩り気分を味わえる趣向を盛り込んだ。
 ブドウ栽培の岡木農園(須坂市)が早朝に収穫した30房を持ち込んだ。都内での一般的な価格より割安という1房2千円で販売。東京駅の一角に設けた高さ2メートルのブドウ棚にくくりつけ、購入者は同農園販売企画担当の岡木宏之さん(35)の案内で好きなシャインマスカットを選び、はさみでつるを切って「収穫」した。
 最初に1房購入した東京都大田区のパート三瀬千佳代さん(65)は「大きくて新鮮。体験も楽しめた」と喜んでいた。新幹線マルシェは14日も開く。(2022年10月14日配信)