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仕上がり良し リンゴ「サンふじ」出荷始まる 安曇野市

仕上がり良し リンゴ「サンふじ」出荷始まる 安曇野市

 安曇野市三郷温のあづみ農協中央果実選果所で31日、リンゴの主力品種「サンふじ」の出荷が始まった。甘みと酸味のバランスが取れ、仕上がりが良いという。初日は首都圏や関西圏に向け、10キロの箱を約1300積み出した。

 同農協のリンゴ出荷量の4割を占めるサンふじ。パート職員が一つずつ傷の有無や大きさを確かめ、機械が色付きなどを自動判定し、五つの等級に仕分けた。11月中旬をピークに12月中旬まで続け、平年並みの約28万箱を見込む。

 昨年の出荷量は、春の凍霜害の影響で例年の7割にとどまった。同農協りんご部会長の西牧幸則さん(64)=松本市=は「今年こそはという意気込みで生産者が栽培し、順調に育った。たくさんの人に味わってほしい」と話した。(2022年11月1日配信)