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千曲川河川敷で川魚料理はいかが? 上田市のつけ場小屋 営業開始

千曲川河川敷で川魚料理はいかが? 上田市のつけ場小屋 営業開始

 上田市の川魚料理店「鯉西」は、千曲川河川敷で料理を提供する「つけ場小屋」の今季の営業を始めた。好天となった1日は午後1時までに30人ほどが訪れ、ウグイなど季節の味を堪能した。

 ウグイの塩焼きやサンショウみそを塗った田楽、天ぷらなど、次々と運ばれる料理に親戚6人で初めて訪れた竹元昇さん(73)=長野市=は「臭みがなくておいしい」。毎年楽しみにしているという我山(がざん)仁一さん(54)=上田市=は「焼きたてで身がふわっとしている」と笑顔だった。

 初めての客も増加傾向といい、鯉西の西沢徳雄社長(57)は「新型コロナウイルスの影響が収まってきたと感じる」。コロナ前に100人分あった座席は昨年まで半減させていたが今年は80人分に増やしており「気を引き締めてやっていく。多くの人に伝統の味を楽しんでほしい」と話した。ウグイの習性を利用し、人工の産卵床に誘い込んで捕まえる「つけ場漁」は、7日に始める予定だ。

 午前11時~午後9時(午後5時以降は要予約)。不定休。問い合わせは同店(電話0268・23・2438)へ。(2023年5月2日配信)