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ご先祖様の霊を乗せる小舟を作ろう 「送り火流し」で講習会 松本市

ご先祖様の霊を乗せる小舟を作ろう 「送り火流し」で講習会 松本市

 松本市梓川地区の丸田(まるだ)町会などは12日、夏祭りの伝統行事「送り火流し」で水辺に流す小舟を作る講習会を丸田公民館で開いた。小学生と保護者ら14人が、先祖の霊を送る小舟を1人一つずつ作った。

 地元の高齢者クラブ会員が作り方を教えた。稲わらの束を十字に重ねてひもで固定。その中心に桑の枝を突き立て、枝をシラカバの樹皮や稲わらで囲って完成させた。

 夏祭りは新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。小舟は16日夜に火を付けて公民館前のせきに流す。梓川小学校2年の北野優真君(7)は「ご先祖様もみんな乗って帰れそう」と満足げ。(2023年8月12日配信)