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赤から青へ塗り直し 大谷翔平選手の凧 上田の恒例展示 最新作

赤から青へ塗り直し 大谷翔平選手の凧 上田の恒例展示 最新作

 上田市の上田創造館で、年末年始恒例の「凧(たこ)展」が開かれている。吹き抜けの玄関ホール壁面に、市内の「信州上田常田凧保存会」が作った48点をずらりと展示。最新作は、米大リーグで活躍し、今季は日本勢初の本塁打王に輝いた大谷翔平選手を描いた。

 同会の青木好孝さん(90)によると、最新作は元所属先のエンゼルスの赤いユニホーム姿だったが、今月中旬にドジャース入りが明らかになったため、ユニホームを同チームの青に変えた。「新年に揚げるならやっぱり来季のユニホームが良いと思い、慌てて塗り直しました」と笑う。

 他にも武者絵やアニメキャラクターをモチーフにした作品が並び、畳8畳分の大作も。主に青木さんが和紙に絵を描き、会員約15人でたこに仕上げた。同会は地元の上常田自治会の子ども向けにもたこ作り講習会を開いており、青木さんは「自分で手作りしたたこが実際に揚がる瞬間は格別」と魅力を話す。

 展示は来年1月7日まで。今月29日~来年1月3日は休館する。入場無料。(2023年12月26日配信)