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映える野菜でカフェはじめます! 飯田の老舗青果店

映える野菜でカフェはじめます! 飯田の老舗青果店

 飯田市追手町の老舗青果店「伊福屋商店」が10日、スムージー、フルーツサンド、サラダなどを楽しめるカフェを市内で開店する。これまで培ってきた仕入れルートを最大限に生かし、南信州産の野菜、果物をふんだんに使用。楽しく、手軽に青果を味わえる「八百屋さんのカフェ」にしようと張り切っている。

 場所は市中心部の再開発ビル「トップヒルズ本町」1階で、店名は「フルーツダイニングヒルズカフェ」。フルーツゼリー、フラッペなども販売する。果物は人気が高いナガノパープル、シャインマスカットや、県が開発した夏秋イチゴ「サマーリリカル」を使う。カップ入りサラダには、松川町の専属農家から仕入れたベビーリーフ、南信州産のズッキーニ、ミニトマトなど。どれも「インスタ映え」が期待できるカラフルな見た目だ。商品の価格帯は300~500円を予定する。

 伊福屋商店は明治創業で、歴史は100年を超える。6代目の福沢弘毅社長(43)は「青果店が直営することでより安く質の良い商品を提供でき、お客さんに満足してもらえると思う」。通常、店が業者から青果を仕入れた場合に発生する中間マージンがないためだ。福沢さんによると同様のカフェは首都圏などで先例があり、自社でも挑戦したいと思っていたという。

 新型コロナウイルス下でもあり、テークアウトを中心に営業する。「新しい形で野菜や果物のおいしさ、魅力を伝えたい」と福沢さん。さらにメニューを増やすことも検討中だ。営業時間は午前10時~午後6時。当面は不定休。(2021年9月4日、信濃毎日新聞)

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1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。