
2025.07.10
特別なカレーで暑さを克服して 長野道・中央道のSA・PAで”フェア”

中日本高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)内の12店舗で7月31日まで、特別なカレーメニューを提供する「カレー&スパイスフェア」が開かれている。県産豚肉や夏野菜を使ったカレーそばや、大きなカツが載ったカレーなど夏の暑さを克服するようなメニューをそろえた。
SA・PAを管轄する中日本エクシス信州支店(松本市)が長野道の梓川SA、みどり湖PA、中央道の諏訪湖SA、中央道原PAの上下線8エリア12店舗で開催。各店舗に依頼して考案したオリジナルカレーを出す。売店でもスパイスを使用した菓子などの土産品を販売するという。
松本市島内の長野道下り線の梓川SAにあるレストランでは関西電力黒部ダム(富山県立山町)を模した「黒部ダムカレー」(税込み1890円)を提供する。米でダムを、ルーでダムがたたえる水を表現した。放水に似せた約15センチのエビフライ2尾と、遊覧船を示すハンバーグがルーに浮かんでいる。
梓川SA副支配人の諏訪宏さん(55)は、梓川は黒部ダムへの入り口になるとし「本物を見に行く前に、カレーで雰囲気を味わってほしい」と呼びかけている。
期間中、対象のカレーを注文すると抽選で10人に、中日本高速道路管内のSA・PAで使える3千円分の「デジタル買い物券」が当たる応募用カードが配られる。中日本エクシス信州支店の渡辺和治支配人(50)は「カレーを食べて元気に安全運転してほしい」と話していた。(2025年6月18日配信)