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青空の諏訪湖 ボート大会に戻った活況 下諏訪レガッタ

青空の諏訪湖 ボート大会に戻った活況 下諏訪レガッタ

 第42回下諏訪レガッタ(下諏訪町、県ボート協会など主催)が10日、諏訪湖畔にある漕艇場「下諏訪ローイングパーク」で開かれた。新型コロナから再開した昨年を大幅に上回る92クルーが出場。周辺には出場者やスタッフらおよそ500人が集い、湖畔には「キャッチ、ソー」のかけ声や声援が響いた。

 こぎ手4人と舵手(だしゅ)1人が乗る「ナックルフォア」の競技は、年齢や性別、経験に応じた9種目を実施。66クルーが参加した昨年を上回り、13歳から86歳までの地域や職場の仲間らでつくる92クルーが出場し、新型コロナ以前の活況を取り戻した。

 本大会の最高齢は、親子孫の三世代でつくる「志まやサン’S」の両角誠也さん(86)=下諏訪町。第2回町民レガッタからほぼ毎年出場してきているといい、「まさか三世代でやるとは思ってなかった。年も年だから毎年タイムは同じだが、ここまでに仲間もたくさんできた」と振り返った。(2023年9月10日配信)