移住したくなったら

ゲレンデ=自転車レースコース 野沢温泉のイベントに400人

ゲレンデ=自転車レースコース 野沢温泉のイベントに400人

 野沢温泉村の野沢温泉スキー場を会場にしたレースイベント「野沢温泉自転車祭」が開かれ、自転車愛好家たちがゲレンデや林道をマウンテンバイクやロードバイクで一気に駆け抜けた。2日間の期間中に県内外から計約400人が訪れ、すがすがしい汗を流した。
 村の有志らでつくる実行委員会(事務局・野沢温泉スキークラブ)が、冬場以外のスキー場の利用や村の経済活性化を狙って初めて企画。同スキー場にある長坂ゴンドラリフトの「やまびこ駅」近くをスタートやゴールに設定し、初日は斜面に設けた約13キロのコースを登りきる「ヒルクライム」、翌日は別コースで約6キロを駆け降りる「ダウンヒル」を行った。
 ダウンヒルでは約100人が午後1時に一斉スタート。コースには斜面やカーブのきつい場所もあるが、10分未満でゴールした人もいた。石川県白山市から参加した三山孝幸さん(59)は「普段では味わえない急斜面で砂ぼこりもすごかった。スリリングだった」と話した。実行委は「来年も開きたい」としている。(2021年10月15日、信濃毎日新聞)

この記事を書いた人
1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。