移住したくなったら

雲海×日の出に紅葉も 阿智のスキー場、恒例のツアー

雲海×日の出に紅葉も 阿智のスキー場、恒例のツアー

 阿智村のスキー場「ヘブンスそのはら」で、早朝に雲海を眺める恒例のツアーが始まった。伊那谷は秋に雲海が発生しやすく、紅葉と共に楽しめる。昨年は期間中の7割の朝に雲海が出現。さらに今年は「より高い出現率」(担当者)とアピールしている。11月7日まで。

 期間中は上りのロープウエーを毎日午前5~7時に運行。リフトに乗り継ぎ、標高約1600メートルにあるカフェ併設の展望台に向かう。雲海が出やすい条件は、風がなくて寒暖差があり、雨が降った翌日が良いという。現在の日の出は午前6時ごろで、南アルプスの稜線(りょうせん)から昇る御来光に照らされる雲海が見られる。

 気温は平地より5~10度低いといい、ツアーを担当する谷沢信さん(45)は、ダウンジャケットやマフラーの持参を勧める。料金は高校生以上3600円、小中学生1800円で、インターネットや現地で購入できる。問い合わせは同スキー場(電話0265・44・2311)へ。(2021年10月16日、信濃毎日新聞)

この記事を書いた人
1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。