2021.11.29
富士見「ルバーブビール」 2拠点居住経験の夫妻が販売
富士見町の原田誠さん(73)、悦子さん(71)夫妻が6日、町特産のルバーブを使った「ルバーブビール」を販売する「八ケ岳ルバーブハウス」を町内のJR信濃境駅近くにプレオープンさせた。
ビールは赤色の他、淡いピンク色の「ヘイジー」、白い濁りがある「ホワイト」の3種類。価格は330ミリリットル入りでホワイト594円、他の2種類が770円。県内2カ所の醸造所に委託して造り、爽やかな香りと酸味、小麦麦芽を使ったきめ細かな泡が特徴だ。生ビールの瓶詰め販売もする。ルバーブのピザやジェラートなども販売する。
夫妻は都内と町の二拠点居住を経て、現在は町で過ごしている。ルバーブの酸味と鮮やかな赤色に引かれた誠さんは町ルバーブ生産組合に入り、19年から夫妻で栽培を開始。同年秋からビールの試作を重ねてきた。「信濃境駅周辺は移住者に人気の高いエリア。町おこしにつながればうれしい」と誠さん。木曜定休。本格オープンは来春の予定。(2021年11月6日掲載)
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