移住したくなったら

「見事だなあ」 高さ30メートルの氷柱 北相木村・三滝

「見事だなあ」 高さ30メートルの氷柱 北相木村・三滝

 北相木村で「三滝(さんたき)」と呼ばれる三つの滝で、氷柱が見頃を迎えている。そのうち「大禅(だいぜん)の滝」では9日までに、高さ約30メートルある滝の最上部まで4、5年ぶりに氷が達した。訪れる人も多く、青白く見える自然の造形に見入ったり、写真を撮ったりしている。

 滝から落ちた水が凍り、少しずつ大きくなっていく。村は大禅の滝が凍り始めた昨年末から、氷柱の成長の様子を村ホームページ内のブログで紹介している。

 写真を撮りに通っている村内の菊池重男さん(79)は、この日が今季5回目。4日は最上部まで達していなかったといい、「見事だなあ」とシャッターを切った。近くの駐車場から歩いて10~15分。村は「足元が凍結していたり、これから暖かくなると氷が崩れたりするので、気を付けて楽しんでほしい」と呼び掛けている。(2022年2月10日掲載)

この記事を書いた人
1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。