移住したくなったら

もてなし拠点「松代真田商店」開設 善光寺御開帳に合わせ

もてなし拠点「松代真田商店」開設 善光寺御開帳に合わせ

 長野市の松代地区住民自治協議会は、土産品販売所と休憩スペースを兼ねた「松代真田商店」を、同地区の真田宝物館に隣接する公園内に開いた。善光寺(長野市)の御開帳に合わせて企画。今年は戦国武将真田信之(1566~1658年)が初代松代藩主となって400年の節目でもあり、観光客の増加を見込んでいる。御開帳期間中の6月29日まで開く予定だ。

 自治協は開店に合わせ、松代にちなんだオリジナル商品を開発。国指定史跡「松代城跡」の写真を使ったクリアファイル(税込み200円)、真田紐(ひも)に寛永通宝を6枚結び付けて真田家の家紋「六文銭」を表現したキーホルダー(同800円)などを販売している。松代産の長芋や、松代焼きの湯飲みなども並ぶ。

 自治協の地域振興担当のまちづくり部会長、白石芳久さん(73)は「松代のファンになってもらえるよう、おもてなしをしたい」。営業は午前9時~午後5時。(2022年4月7日掲載)