2022.07.06
SUPできます 自然を体感 広がる快感 信濃町・野尻湖
水面に浮かべるボードのSUP(サップ)を気軽に楽しめる季節が到来し、信濃町の野尻湖でも、透き通った水の上に行楽客の笑顔が並んだ。
SUPはスタンドアップパドルボードの略で、パドルで立ちこぎする。湖畔の複合施設「LAMP(ランプ)野尻湖」は、1日に今季の体験スクールを始めた。インストラクターの平井剛さん(53)によると、風や波の条件次第だが、初心者でも400~500メートルほどは進める。
友人とスクールに参加した会社員の富井七星(ななせ)さん(25)=新潟県上越市=は、岸沿いをゆっくりと回った。「大自然の中でリフレッシュできる。ボードに寝転んでゆらゆら浮いているだけでも楽しい」と笑みを浮かべた。
「野尻湖の水のきれいさを実感できるので、SUPを通じて自然を体感してもらいたい」と平井さん。スクールは予約制で2時間6千円。最盛期の7、8月は一日20人ほどが参加する見込みという。(2022年6月10日配信)