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直径33センチ、重さ18キロ 「規格外」スイカ 東御市で収穫

直径33センチ、重さ18キロ 「規格外」スイカ 東御市で収穫

 東御市加沢の山本清さん(79)が重さ約18キロ、直径33センチに及ぶ大きなスイカを収穫した。千曲川近くの畑で約20年栽培しており、この間の山本さんの記録によると、これまでの最重量は2009年に収穫した約14キロ。大幅に記録を更新し、山本さんは「こんなに大きいスイカはこれまで見たことがない」と目を丸くした。

 消防士を定年退職後、自家用に野菜などの栽培を始めた山本さん。今年はおいが本格的に農業を始め、「清には負けたくない」と宣言されたという。山本さんも負けじと例年より多く施肥。国内で7月の平均気温が統計開始以降で過去最高を記録した暑さもあってか、ぐんぐん成長した。

 山本さんは「ラグビーボールのような楕円(だえん)形になる物が多い。きれいに丸くなったスイカはあまり見ないかな」と笑う。県野菜花き試験場(塩尻市)によると、食用のスイカではサイズの大きな大玉でも18キロは「規格外」。東信地方は日照時間が長く、スイカの栽培に適しているという。(2023年8月14日配信)