113人で「きものパレード」　長野市中心市街地　華やかに

　全日本きもの振興会が定めた「きものの日」の１５日、長野市の中心市街地で「きものパレード」が行われた。３～８６歳の計１１３人が参加。七五三や成人式、結婚式など人生の節目に合わせた着物をまとい、権堂アーケードや善光寺参道などを練り歩いた。

　市内の呉服販売「たちばな」が着物文化を広めようと企画し、１６回目。今年は新型コロナ下の中断を経て４年ぶりに開催した。「国宝善光寺　着物１００人で記念写真２０２３」と題し、善光寺本堂前では全員で記念撮影をした。

　参加した新潟市の専門学校生の土田りこさん（１９）は「こんな大人数で着物を着て街を歩くことなんてないので楽しかった」。華やかな雰囲気の中、笑顔で写真に納まっていた。(2023年11月15日配信)