移住したくなったら

こいのぼり100匹、春風に揺れる 諏訪市の公園

こいのぼり100匹、春風に揺れる 諏訪市の公園

 諏訪平を一望できる諏訪市湖南の西山公園に30日、赤や青、紫など色とりどりのこいのぼり100匹余が飾り付けられた。地元の住民でつくる「北真志野若れん」が1979(昭和54)年ごろから続ける恒例行事。園内のソメイヨシノが咲けば、桜とこいのぼりの共演が楽しめる。

 若れんの20人余がこの日、園内を流れる中ノ沢川を横切るように長さ80メートルと100メートルのワイヤを張り、鮮やかなこいのぼりを泳がせた。子どもが成長するなどして不要になったこいのぼりを寄付してもらい、活用している。

 5月末まで飾る予定。同園にはソメイヨシノやコヒガンザクラなど200本ほどが植えられている。会長の伊藤恵吾さん(35)は「山から吹き下ろしの風が吹くと、こいのぼりがきれいになびく。桜とともに楽しんでほしい」と来園を呼びかけている。(2025年3月30日配信)