
2026.09.15
「豪雪」を夏の冷房に 飯山市、保管し有効活用
飯山市は8月、残雪を利用した冷房事業を自然体験施設「なべくら高原森の家」で始めた。豪雪地帯の北信濃で時に「厄介者」として扱われる雪を有効活用する取り組み。施設の電気代の抑制などにつなげることでエネルギーとしての活用方法を模索する。
冷房事業では、雪を溶かして得た水を施設内に設置したファンにポンプで送り込み、冷気を屋内で拡散。温まった水は残雪を溶かす水として循環させる。
市は今年冬に幅10メートル、高さ5メートル、奥行き4メートルほどの雪にブルーシートやウッドチップなどをかぶせて保存。事業を担当する市企画財政課によると、8月4日時点では8割ほどの雪が残り、少なくとも8月中は冷房に利用できる見込みだ。同課の担当者は「課題を解消しながら、雪でできることの精度を高めていきたい」と話していた。(2026年8月4日配信)

