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レタスローズなど400種一斉に見頃 小諸の観光農園

レタスローズなど400種一斉に見頃 小諸の観光農園

 小諸市八満の観光農園「夢ハーベスト農場」で、葉がレタスの葉に似た「レタスローズ」など約400種類のバラが一斉に見頃を迎えた。17日、入園客は「珍しくてすてき」「最高ね」と声を上げて楽しんでいた。

 浅間山南麓にある同農場は、代表の小林拓美さん(64)の父親延平(のぶへい)さん(故人)が野菜畑だった場所をハーブ園に整備して1994年に開園した。現在は約1・5ヘクタールにバラや約1万株のラベンダー、約350種類のハーブ、約200本のブルーベリーが植わっている。

 小林さんは2019年から、農場内の小屋で香りが強いバラ「ダマスクローズ」から蒸留で香りを抽出。香り成分が入った液をボトルに入れて販売している。今月末ごろまでは作業を毎日予定しており、小林さんは「小屋で蒸留の様子を見学してみて」と話している。入園料は19歳以上880円。問い合わせは同農場(電話0267・25・9255)へ。(信濃毎日新聞、2021年6月18日)