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上田の山城「砥石城」「米山城」の御城印はいかが? 地元住民が販売

上田の山城「砥石城」「米山城」の御城印はいかが? 地元住民が販売

 上田市伊勢山地区の住民でつくる「砥石伊(といしい)の会」が、戦国武将の村上氏や真田氏にゆかりの深い山城「砥石・米山(こめやま)城」をPRしようと記念の御城印を作って販売している。新型コロナウイルスの影響で遠出が難しい中、会長の塚原一義さん(78)は、御城印をきっかけに「地元の親子らに訪ねて来てほしい」と期待している。

 砥石城が2種類、米山城と砥石・米山城が各1種類の計4種類。武田軍に城を包囲された村上氏が水不足に苦しみながらも馬の背に米を流し、水で手入れをしているように見せ掛けたとの言い伝えがあり、米山城の御城印には「白米伝説」と書いた。2019年に岐阜県可児市の全国山城サミットで他の城の御城印を見たことをきっかけに、地元の金剛寺地区の「砥石米山城保存会」と一緒に作った。

 20年に上田市と坂城町で開かれた同サミットで32枚を販売。会員制交流サイト(SNS)で知った愛好家から市観光課に「どこで買えるのか」と問い合わせがあり、販売を続けることにした。1枚税込み300円。購入希望者は同市の陽泰寺(電話0268・22・8628)へ。(2021年8月11日、信濃毎日新聞)

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1873(明治6)年に創刊した長野県で日刊新聞を発行する企業です。きめ細かい取材網を生かした公正で迅速な報道に努めてきました。紙面づくりや多彩なイベントを通じた読者との双方向性を大切にしながら地域の産業や文化の振興も目指してきました。販売部数は約43万9000部(2020年4月)。県内シェアは70%超。地域に親しまれ、信頼される長野県民の主読紙として、人と時代をつなぐ仕事に取り組んでいます。