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小平奈緒選手ゆかり、スケートリンク 今冬の営業開始

小平奈緒選手ゆかり、スケートリンク 今冬の営業開始

 茅野市玉川の市国際スケートセンター(ナオ・アイス・オーバル)が27日、今冬の営業を始めた。同市豊平出身で、来年2月の北京冬季五輪でスピードスケート女子500メートル連覇が懸かる小平奈緒選手(相沢病院)も、かつて練習した屋外リンク。開場を待ちかねた多くのスケーターが、寒さをものともせずに楽しそうに滑走した。

 午後6時に滑走可能のアナウンスが流れると、子どもらは一斉にリンク上へ。地元の玉川スケートクラブの小学2年、伊藤愛莉(あいり)さん(8)は初めてのスラップスケートに「上手に滑れた」と笑顔。「北京五輪で小平奈緒さんに金メダルを取ってほしい」と地元の大先輩へエールも送った。

 今年は氷点下になる時間が短く、当初予定した23日のオープンを延期していた。来年2月13日まで営業する。(2021年11月28日掲載)

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