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雪形「種まき爺さん」出現 大町市から望む北アルプス爺ケ岳

雪形「種まき爺さん」出現 大町市から望む北アルプス爺ケ岳

 北アルプス爺ケ岳(2669メートル)の南峰から延びる尾根に雪形「種まき爺さん」が姿を現している。晴れ渡った16日、大町市常盤の畑からは菜の花の黄色とともに山々を望む春らしい景色が広がっていた。

 市立大町山岳博物館によると、見えているのは「南の種まき爺さん」。例年だと4月中旬以降に姿を現すが、今年は3月から一部が見えた。雪解けが進むと、右隣に「北の種まき爺さん」が現れる。学芸員の関悟志さんは「雪形はかつて農作業の目安だったとされ、今は地元の人が楽しみにしている。観光客にも知ってもらいたい」と話す。

 畑で作物を栽培している男性(71)はこの日からビニールハウスでトウモロコシの苗作りを始めた。「今日から自分も種まき爺さん。夏に大勢訪れる観光客に喜んでもらえる野菜を作りたい」と農作業に精を出した。(2026年4月18日配信)