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お茶の茎を使う「高遠棒ほうじ茶」ソフト 伊那で発売

お茶の茎を使う「高遠棒ほうじ茶」ソフト 伊那で発売

 伊那市長谷の農業法人ファームはせが、同市御園の日本茶専門店「いちえ」の「高遠棒ほうじ茶」を使ったソフトクリームを同店と共同開発し、長谷にある道の駅「南アルプスむら長谷」で発売した。茶葉の持つ香ばしさを引き出すよう工夫した。

 高遠棒ほうじ茶は、茶の茎の部分のみを使用。じか火で細かな火力調整ができる同市高遠町の老舗茶問屋所有の焙煎機(ばいせんき)を使う。いちえ代表の井口裕太さん(36)が4年ほど前に開発した。

 ソフトクリームは、いちえの常連客でファームはせのスタッフ羽場有里さん(35)が企画、提案。羽場さんは「幅広い年代の人に高遠棒ほうじ茶のおいしさを知ってほしい」としている。税込み450円。午前9時~午後5時半(月曜のみ午後3時)に販売している。(2021年7月6日、信濃毎日新聞)

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